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望遠鏡に関するmasaka99のブックマーク (4)

  • 山口県に日本最大級の電波干渉計が誕生へ - KDDIの衛星通信アンテナを改造

    KDDIと山口大学は1月26日、KDDI山口衛星通信所にある大型パラボラ・アンテナを、衛星通信用から電波望遠鏡へ改造し、ブラックホールなどの宇宙観測研究に活用すると発表した。 KDDIは2001年にも別の大型パラボラ・アンテナを国立天文台に譲渡しており、電波望遠鏡に改造され、現在は山口大学が研究に使用している。同大学では今回借用するアンテナと組み合わせることで「山口干渉計」を構築。日最大級の電波干渉計として、ブラックホールなどの宇宙観測研究に挑む。 今回は同日に行われた記者会見の模様から、KDDI山口衛星通信所の来歴や電波望遠鏡の概要、観測により期待される成果などについて見ていきたい。 見渡す限りのパラボラ・アンテナ、世界の通信を支える西の関門局 KDDI山口衛星通信所は山口県山口市仁保中郷という、周囲を山に囲まれた、緑豊かな場所にある。敷地内には大小さまざまなパラボラ・アンテナが立ち並

    山口県に日本最大級の電波干渉計が誕生へ - KDDIの衛星通信アンテナを改造
  • 「光るブラックホール」を望遠鏡で初観測 英科学誌「ネイチャー」で発表…京大女子大学院生が論文第1著者

    強い重力を持つブラックホール(BH)が周囲にあるガスを吸い込む際、ガスが高温になって発光し、あたかもBHが光っているように見える珍しい現象「アウトバースト」を、京都大などの国際研究チームが望遠鏡で観測することに成功した。7日(英国時間6日)、英科学誌「ネイチャー」電子版に発表された。 チームは昨年6月中旬~7月上旬、BHを持つ星として地球に最も近いとされる「ハクチョウ座V404星」で26年ぶりに発生したアウトバーストを観測。 これまでX線による観測例はあったが、人間の目で分かる可視光のレベルで観測したのは初めてという。 論文の第1著者は京大大学院修士1年の木邑(きむら)真理子さん。京大によると、英ネイチャーに掲載された論文の第1著者が大学院生となるのは珍しいという。木邑さんは「望遠鏡で一般の人でもBHを観測するチャンスがあることが分かった」と話している。 同大学院の上田佳宏准教授(宇宙物理

    「光るブラックホール」を望遠鏡で初観測 英科学誌「ネイチャー」で発表…京大女子大学院生が論文第1著者
  • 「生命居住可能な惑星」が新たに発見。その距離たったの14光年!

    2015年12月16日、豪・ニューサウスウェールズ大学研究チームの天文学者たちが、生命が居住できる可能性をもったハビタブル惑星を新たに発見した、と発表。地球からの距離は14光年。天文学的には目と鼻の先です。 ニューサウスウェールズ大学WEBサイトによれば、このたび注目が集まっているのは、赤色矮星(せきしょくわいせい)「Wolf 1061」を周回する3つの惑星のうちのひとつ「Wolf 1061c」。チリにあるラ・シヤ天文台から、ヨーロッパ南天天文台の大型望遠鏡で観測した結果、岩石質の地球型惑星である可能性があるそうです。 研究をリードするダンカン・ライト博士はこう語っています。 「この発見の面白いところは、とても穏やかな星だという点です。多くの赤色矮星には、X線放射や太陽フレアの1万倍にもおよぶ爆発"スーパーフレア"があり厳しい環境がほとんどでした」 研究に携わるロブ・ウィッテンマイヤー博士

    「生命居住可能な惑星」が新たに発見。その距離たったの14光年!
  • 重力波研究の歴史 « KAGRA 大型低温重力波望遠鏡

    重力波研究の歴史 重力波の予言 重力波は、アインシュタイン博士が1916年に提唱した一般相対性理論で予想された時空の歪みが伝搬する波動現象です。しかし、アインシュタイン博士自身、この重力波の効果はあまりに小さすぎて、実際には検証が極めて困難であろうと思っていたそうです。 共振型重力波アンテナの開発 しかし、重力波は、メリーランド大学のウェーバー先生によってその研究が世に大きく知られることになりました。ウェーバー先生は、重力波を検出する装置として、「共振型重力波アンテナ」を考案しました。重力波によって、金属でできた大きな共振体の共振振動が励起されることで重力波を検出しようとするものです。1960年代に、ウェーバー先生は2台の検出器を用意し、かつ、地球上で起こる同じ原因で両方の検出器から同じ信号が出てくる可能性を低減するために、2台の検出器を離して設置しました。先生は、それらからの信号を解析し

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