Image credit: NASA 米航空宇宙局(NASA)は2014年7月2日、新型ロケットSLSの、コア・ステージ(第1段)の設計案が、詳細設計審査を通過したと発表した。また同日、ボーイング社はNASAとの間で、このコア・ステージの開発を行う契約を結んだことを発表。またそこには、新たな深宇宙飛行用の上段の検討を始めることも盛り込まれている。SLSの開発は生産に向けた新たな段階に入った。 SLS(Space Launch System)は、NASAとボーイング社が開発しているロケットで、2011年に引退したスペースシャトルの実質的な後継機として運用される。しかし、地球低軌道までしか行くことができなかったスペースシャトルとは違い、SLSは月や小惑星、火星といった深宇宙に宇宙飛行士を送り込むことを目指している。 そのコア・ステージと呼ばれる第1段部分は、基本的にはスペースシャトルの外部タン
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