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ブックマーク / blog.takuros.net (4)

  • 風が吹けば桶屋が儲かるの世界史 - プログラマでありたい

    以前、マクニールの世界史を銃・病原菌・鉄と一緒に読んでいました。中々お気に入りの一冊で、何が良いかというと因果関係の元に歴史を伝えているということです。歴史の個々の事象を語るのではなくて、その結果どうなっていったのかという視点で延々と続いていきます。これが解りやすいです。高校で世界史を勉強する時に、一緒に読んでおいたら流れを理解するのが100倍くらい違ってきそうな感じです。 一例を上げると次のような感じです。 青銅から鉄へ 鉄鉱石は銅や錫の鉱石よりずっと豊富。しかし、鉄の治金技術ははるかに難しいので青銅から利用される。 ↓ 治金技術の向上により、鉄鉱石が利用可能に ↓ 鉄器の普及により、経済的・軍事的に重要な結果を生む。鉄製の犁や鎌、武器。 ↓ 軍事・農業に様々な影響。国のあり方・勢力図にも変化 西洋の馬 パルティア人は紫馬肥を飼料にすると、馬が大型化することを発見 ↓ 馬が大型の武具に耐

    風が吹けば桶屋が儲かるの世界史 - プログラマでありたい
    masaka99
    masaka99 2014/02/07
  • 「読書について」を読まずに本を読むべからず - プログラマでありたい

    私は割と多読な方で年に百冊くらいは軽く読んでいます。しかしながら、読書を論じられる時に必ず出てくるショウペンハウエルの読書について、これは実はたったの20ページの文章なのですが、恥ずかしながら今まで読んだ事がなかったです。まさにショウペンハウエルが嘆くように流行のばかり読んで、真に古典と称するに値するものを読んでいなかったと状況です。 この読書についてと題しながら、内容は単純な読書讃歌ではないです。何も考えずに読む事の無駄さを、ズバリと指摘しています。まずは表紙に書いている一文を読んで下さい。 読書とは他人にものを考えてもらうことである。1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失ってゆく。 岩波書房の「読書について」は編以外にも他に二編が載っているのですが、読書と思索というテーマを元に両者の根的な違いをこんこんと説明してあります。その質を一言で言い表している

    「読書について」を読まずに本を読むべからず - プログラマでありたい
  • 社会人向けに本の選び方について一言 - プログラマでありたい

    たまに後輩とかからどんなを読んだら良いのですかと聞かれるので、簡単にまとめてみました。参考程度に読んでみてください。 自分の仕事関係の 当たり前の話ですが、自分の仕事関係の分野については常に情報をアップデートしてください。業界によっては、それがブログであったり論文であったりと形態は違うと思いますが、プロとして仕事するには常に進化し続けることが必須です。 私の場合は、SI系の会社でシステムアーキテクチャ的なことをしているので、やはり技術的なトレンドやユーザ・企業の動向については、常にキャッチアップし続ける事が必要だなと感じています。 大学自体の自分の専門の それ程、頻度は高くなくても良いので、自分の大学時代の専攻についても勉強し続けていきたいものです。5年10年と経つと、当時勉強したことについて新説とか反対の説が主流になっていたりして、俯瞰してみると面白いものがあります。また学問的な何

    masaka99
    masaka99 2014/02/06
  • 今まで読んで良かった本 100冊 - プログラマでありたい

    今まで読んできて良かったなぁというをまとめてみました。せっかくなので100冊をまとめて一挙公開です。趣旨としては名著を紹介する訳ではなく、考え方の上で参考になったを紹介するという方針です。しかしロクに記録していないし記憶も定かではないので、当に良いと思ったものでも抜けているものも多数あると思います。また技術書については、専門外の人には意味が無いので省いています。 一般的にを勧めるうえで、100冊並べるというのは一番効率が悪い方法です。書評ブログとしては、1冊もしくは類似の2〜3冊くらいを紹介するのが一番効率が良いのです。でも、私は意地悪なので、を1冊紹介してくださいと言われると、10冊紹介するようにしています。暇な時に眺めてください。 歴史関係の 私がジャンルとして一番好きなのは、歴史関係のです。時間が許す限り延々と読んでいたいですが、そうも言っていられないのが現実です。面白

    今まで読んで良かった本 100冊 - プログラマでありたい
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