着陸成功の「ファルコン9」ロケット、機体に損傷はなく再打ち上げ可能な状態 2016/01/02 宇宙開発 昨年、打ち上げ後に地表に着陸することに成功した、米スペースX社の「ファルコン9」ロケットの第1段機体について、同社のイーロン・マスクCEOは1月1日、「機体に損傷はなく再打ち上げ可能な状態にある」と明らかにした。 ファルコン9は日本時間2015年12月22日(米国時間21日)、通信衛星の打ち上げに成功すると共に、打ち上げに使った第1段機体を、発射場の近くまでUターンさせ、着陸させることに成功した。 同社はロケットの打ち上げコストを劇的に下げるため再使用することを計画しており、この着陸はその第1歩となった。 なお、再打ち上げ可能な状態であるとは語られたものの、実際に再打ち上げを行うかどうかは不明である。また、昨年の成功直後には、再打ち上げに使われず、地上に置かれるだろうともコメントされて