イタリアの郵便事業の金融口座が小数点処理のバグによって大混乱に陥っていたそうだ(本家/.記事)。 イタリアでは小数点の表記にカンマ記号がつかわれているが、アップグレードの際にこの小数点処理でバグが発生、取引金額が100倍される事態になってしまったという。予定の100倍の金額が引き落とされたりして何千もの口座が影響を受け、取引停止の処置がとられたそうだ。 バグは修正され、超過取引額を元に戻すなどの修復作業が行われ事態は徐々に収束しているという。大きな被害を受けた顧客へのサポートなども実施されているそうだ。