ヤマハとエイチ・アイ・エスは3月31日、スピーカから流れる音声を文字情報に変換してスマートフォンで見ることができる「おもてなしガイド」の体験会を開催した。 おもてなしガイドは、対応スポットでアナウンスが流れているときに、「音声内容を取得」ボタンを押すと、アナウンスの内容を文字で表示できるアプリ。現在iOS版が無料で提供されており、Android版も準備中だ。ヤマハが開発し、H.I.S.やUSENと組んで店舗や交通機関などへの導入をすすめている。 音声認識技術の一部や、音声の波形データを利用することで、音声を文字化することができ、インターネットへの接続も不要。緊急時のアナウンスなど、リアルタイムでの変換も実現する。英語、中国語、フランス語などの多言語にも対応し、訪日外国人が日本語のアナウンスを母国語に変換して確認することもできる。このため、聴覚障害者や訪日外国人向けの新たな音声ガイドとして期