ブックマーク / note.com (27)

  • 死ぬかもしれないから、言っておきたいこと。|幡野広志

    ガン患者になってちょうど一年がたつ。 この一年はまさに激動だった、充実していたともいえるのであっという間に過ぎたようにも感じた。このペースで進んだらあっというまに人生が終わってしまいそうだ。 去年とおなじように今年も病院でクリスマスと年末年始も過ごすことになった、じつは肺炎で入院している。肺炎ってはじめてなったけどけっこうヤバい。 いつもの仮病とは明らかにちがう様子にが異変を感じ、大学病院まで連れてきてくれた。検査をするとCRPというよくわからない数値が49(4.9じゃないよ49)というハイスコアを出していた。 さきにいっておくけど肺炎球菌って日中のどこにでもある菌だから、ネパールがどうとか関係ないからね。ネパールは感染性胃腸炎、つまり下痢と嘔吐の方が怖い。菌が恐ければ滅菌室に引きこもっていればいいのだけど、人生なかなかそうもいかない。 帰宅まぎわの担当医がきてくれて、このまま死ぬ可能

    死ぬかもしれないから、言っておきたいこと。|幡野広志
  • ジェンダー法学会でのMeTooとバッシングについて|堀 あきこ|note

    Twitterでずいぶん酷い意見が散見されるので、当日、シンポジウムに登壇していた立場から考えをまとめておく。引用するのは、情報発信源となっている山口弁護士のツイート。 なお、私はジェンダー法学会会員ではなく、書くのは個人としての意見です。 「質問時間を奪われた」 は妥当なのか2018年12月1日2日に行われたジェンダー法学会。私は2日目のシンポジウム「メディアとジェンダー」に登壇した。質疑応答の時間はかなり長くとられ、質問紙を記入する時間を考慮した2回の休憩を挟むものだったが、 全体的に質問挙手は少なめだった。 MeToo発言があったのは、質疑応答の最後の方。登壇者による総括が16時40(正しくは50)分から予定されており、MeTooが終わったのは16時37(正しくは47)分ぐらいだったと思う。山口弁護士の挙手が見えた時、私は、「この質問を受けると40(正しくは50)分を超えるな」と考え

    ジェンダー法学会でのMeTooとバッシングについて|堀 あきこ|note
    masakat333
    masakat333 2018/12/21
    "声をあげた女性への攻撃は、それを見た他の女性がこれから意見をいうことを躊躇させ女性を分断する。声をあげたことでTwitterで誹謗中傷を繰り返されセクハラさえ受ける女性は「思想の自由市場」の参加者といえるのか"
  • 映画『来る』は「怪異の民俗学」を知る人ほどハマる|モトタキ

    ツイッターランドで「心霊版シン・ゴジラ」と囁かれる中島哲也監督による映画『来る』。怪異をこよなく愛するモトタキが映画初見感想をネタバレ上等で書き殴る。なお原作未読。 『来る』はよくある日常が壊れる物語地方出身者の田原秀樹と・香奈の結婚目前にした法事、そして結婚式、そこからはじまる幸せそうな結婚生活がじっくりと描かれる。 娘・知紗の誕生を機にイクメンパパを目指す秀樹。そんなありふれた日常が徐々に壊れていく。主な原因は、怪異による超常現象。人が垣間見せる闇も見どころだ。 心霊版シン・ゴジラと期待すると見逃す「日常の憎悪」『来る』は『シン・ゴジラ』を期待していけばズレがある。それはこの映画が日常から始まるから。『シン・ゴジラ』の日常はあっという間に瓦解する。だが『来る』の日常はたっぷりとある。 民俗学でいうケとハレの配分がうまく活用されている。前半部分は退屈だったと言われがちだが、あそこはそれ

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  • ジェンダーギャップ指数とかいう使えない指標と女子教育の話|畠山勝太/サルタック|note

    この記事は以下の構成になっています。 1. はじめに 2. ジェンダーギャップ指数で教育項目はどのように評価されているか? 3. ジェンダーギャップ指数の教育項目の問題点 4. 日教育にジェンダー問題は存在しないのか? 5. 女子教育問題の見落としが致命傷になる理由 1. はじめに 世界経済フォーラムからジェンダーギャップ指数とかいう使えない指標が発表されて、日の順位は酷い、こういう対策が必要だ、という記事がバズってみんなが憤慨し、年明けにはみな忘れている、という恒例行事が始まりましたね。今年もそんな提言でバズってはダメだろうという記事がバズっていたので、ちょっとこの使えない指標についてくさしておこうと思います。 この手の世界ランキングがどうしようもないものになってしまうのは、世界大学ランキングを事例に現代ビジネスで解説したことがあるのでそちらも是非どうぞ→日人がほとんど知らない「

    ジェンダーギャップ指数とかいう使えない指標と女子教育の話|畠山勝太/サルタック|note
    masakat333
    masakat333 2018/12/19
    教育機会の平等はぜひ推していきたい/かつてプログラミング分野には女性がいた/勉強のできる女は教員(文系)、男は研究者か医者(理系)へという空気を感じていたので、気軽にどちらでも選択できる空気を作っていきたい
  • 『彼女は頭が悪いから』への反応をめぐる考察|ミザリ|note

    12月12日のブックトークについて、ツイッターで様々な言説が飛び交っています。私も参加した身として、ツイッター上の議論が様々な誤解と分断を含んでいることにもやもやし、整理したいと思い、この記事を書きました。 このレポートはとてもよくまとまっていて素晴らしいのですが、私に見えたものとはずれているところもありました。以下は、そのずれがどうして生じたのかについての考察でもあります。 私は、この小説に対する反応を、この図のように分類して理解しています。 ブックトークの登壇者は大まかに言って①②の人たちです。その中で、①の中でも超左上に位置する瀬地山先生、①に位置するその他の東大教員たち、②に位置する姫野先生と担当編集者、①と②の真ん中に位置する小島慶子さん、というふうに、私は認識しました。 一方、聴衆の側は、この表のすべてにわたっていたでしょう。ただ、このイベントのテーマとしては ・性の尊厳、セク

    『彼女は頭が悪いから』への反応をめぐる考察|ミザリ|note
  • 2018年、圧倒的に買って良かったもの|紫原明子

    今年は水面下で家族に色々と激震が走ってましたが、そのせいもあって生活の質のチューニングが例年になくうまくいった年でもありました。私も大人になりました。……そこで2018年、生活において圧倒的に買ってよかったもの、また使ってよかったサービスの一部をここで、ご紹介していこうと思います。サムネで正気かと思ったみなさんに捧ぐ。 ■IDEA ビットコイントートバッグ 圧倒的に買ってよかったビットコイントートバッグ。去年圧倒的に買って良くなかったものといえば、最高値をつけたとき乗るしかないこのビッグウェーブにと血迷って買ったビットコインでしたが、端的に言って浅はかの極みでした。あのときの失敗を二度と繰り返さぬよう戒めのために買ったIDEA社のビットコイントートバッグ、かなり使えます。大きくて頑丈で何でも入る。今や価値が半分以下になっている家ビットコインに比べたらなんと優秀なことでしょう。家ビットコ

    2018年、圧倒的に買って良かったもの|紫原明子
  • バズった後のこと。やれたかも売上報告|吉田貴司|note

    先日、漫画家の田中圭一さんから京都精華大学で「新世代マンガ総合講座」の講師をしてほしいというご依頼をいただきました。SNSの時代において漫画家はどのようにやっていくべきか、みたいなことを話してほしいということでした。 何か話せることはあるかなとあれやこれや考えていたのですが、バズる方法などはすでに各所で語られていて、上手い人がたくさんいるので、僕はそのバズった後に何をやったか、そしてどうなったのか説明しようと思いました。 京都の講義は無事(?)終わったのですが、せっかく色々まとめたのでnoteでも公開したいと思います。 これが正解というわけではなく、こういう人もいるよ。ということです。 では、どうぞ。 [目次] ・はじめに ・やれたかも委員会の電子書籍11ヶ月分の売上 ・書籍印税との比較 ・もし商業誌で連載していたら… ・結論 ・個人で配信するメリット ・個人で配信するデメリット ・まとめ

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