英ヒースロー空港で、インドから到着した家族に強制結婚について質問をする国境警備隊の隊員ら(2019年7月16日撮影)。(c)Daniel LEAL-OLIVAS / AFP 【7月23日 AFP】英国当局は夏休みを前に、強制結婚を防ぐ取り組みに力を入れている。このほど英ヒースロー空港(Heathrow Airport)の到着ゲートで、警察、国境警備隊、慈善団体職員で構成された特別捜査隊が取り締まりを実施する様子をAFPが取材した。 英国では2014年に強制結婚が違法となり、違反した場合、最高7年の禁錮が科される可能性がある。英国籍を持つ人々が自分の意思に反して強制結婚させられるケースは、主にバングラデシュ、インド、パキスタンで起きることが多い。このため特別捜査隊は、中東のハブ空港とインド半島諸国の空港の発着便の乗客を中心に取り締まりを実施している。 特別捜査隊はこの日、インドのベンガルール