さらに無限スクロールは、ストーリーを伝えたいサイトで活用できるような、縦長の構造を作り出すことができます。ユーザーがページを下にスクロールすると、異なるレイアウトと絶妙な動きのアニメーションが合わさって、「次になにが起こるのだろう」とユーザーに期待させるような躍動感を生み出します。この良い例がThe Boatのサイトです。画像に文字が重なることで、無限スクロールが情報を伝える新しい手段になり、伝えたいストーリーが強調されています。 スクロールは、デザイナーに新たな可能性をたくさん与えてくれます。しかし、このパターンにも欠点がないわけではありません。スクロールをデザインする際には、コンテンツやナビゲーション、アニメーションに対して、特に注意を払わなければなりません。ロングスクロールや無限スクロールが、作りたいデザインにおいて適切な選択肢であるならば、以下のベストプラクティスに従ってください。
![ロングスクロールのベストプラクティス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6ea12979fc251a72d4c9102f528ea24c27da5608/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdata.uxmilk.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F05%2FScrolling_11.gif)