連載目次 バッチ処理などで使用するコンソール・アプリケーションを作成する場合、バッチ処理側でアプリケーションが正しく終了したかどうかを判断するためには、アプリケーションの終了時に、そのアプリケーションがWindows OSへ「終了コード」を返す必要がある。 例えば、mybatapp.exeというファイル名を持つコンソール・アプリケーションを作成した場合に、このアプリケーションが正常終了しなかったときに終了コードとして「100」を返すようになっていれば、次のようなバッチ・ファイルにより、それを判断することができる(通常、終了コードは、0で正常終了、0以外で異常終了を表す)。 @echo off set msg=正常終了 mybatapp.exe if %ERRORLEVEL%==100 set msg=異常終了 echo %msg%(終了コード:%ERRORLEVEL%) mybatapp.
このようにコマンドを実行するフォルダを指定すると、そのフォルダのファイル一覧が保存されます。 ※フォルダを指定しないとカレントになります。 例えば、c:\donloadフォルダにあるMPEGファイルのファイル一覧をc:\list.txtに保存する場合は、以下のようになります。
「svchost viewer」 日常的にPCを利用していても、アプリケーションの裏側で何が起きているかなどはよく分からないものだ。普段はそれでも問題ないが、PCの動作が重くなったり、不安定になったりすると、そうも言っていられない。今回紹介する「svchost viewer」は、「svchost.exe」プロセスの詳しい情報を確認できるソフトウェアである。PCの動作が重くなった場合にタスクマネージャを開くと、「svchost.exe」プロセスが原因となっている場合がある。 しかし、そのままでは「svchost.exe」が何をしているのかは分からない。そのような時に「svchost viewer」で得られる情報が役立つかもしれない。 注意:本稿では、ソフトウェアのインストールを行っていますが、ソフトウェアの利用は使用者の責任で行ってください。 svchost viewerをインストール それ
空き領域が少なくて効率よくデフラグできないなら、サイズも大きく、デフラグ時に移動不能な壁となるページ・ファイルを別ボリュームに一時的に移動するとよい。 Windows NTとともに、新しいファイル・システムであるNTFSが披露されたとき、マイクロソフトは、「NTFSでは、FATのようなフラグメント(断片化)は発生しにくい」という説明をしていた。しかし実際には、NTFSでも、ファイルの作成や削除を繰り返せばフラグメントが発生することが分かったし、フラグメントによってファイル・アクセスの速度が低下することも分かった。このためNTFSに対応したデフラグメント・ソフトウェア(断片化されたブロックを整理・移動して、なるべくファイルの物理的な配置が連続するように変更するソフトウェア)が長く求められてきたのだが、残念ながらWindows NT 4.0までは、システム標準のデフラグメント・ツールは提供され
しかしこのデフォルトの状態のまま使っていると、ページ・ファイルが激しくフラグメントを起こして、システム性能の低下を招いたり、フラグメント処理の壁になってしまったりする。 Windows OSの仮想メモリ・システムは、ハードディスク上に作成したページ・ファイル(デフォルトではWindowsがインストールされている%SystemDrive%\pagefile.sys)と、物理メモリ上のプログラム・コードやデータをスワップすることで、物理メモリ・サイズを大幅に超える仮想メモリ空間をアプリケーションに対して提供している。 従来のWindows 3.xでは、ページ・ファイル(当時はスワップ・ファイルと呼んでいた)は、すべてのクラスタ(ディスク領域の管理単位)がディスク内で物理的に連続していなければならないという制限があった。スワップによるディスクの読み書きにかかる時間は、システム全体に大きな影響を及
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