外食大手のゼンショーホールディングスは6日、大阪大の石黒浩教授と共同でロボットを使った接客システムを開発すると発表した。 飲食店を訪れた客がロボットと対話できる仕組みをつくり、集客につなげたい考えだ。2020年までに店舗への導入を目指す。 ゼンショーは3月から4月にかけて、傘下のファミリーレストラン「ココス」の店舗で、ロボットを使った接客の実証実験を実施。来店客に対し、ロボットが話しかけたり、タッチパネル画面を通して会話したりしてもてなした。 将来的には、店舗システムと連携して効率的な店舗運営につなげることも検討する。石黒教授は「世の中にロボットが浸透する先駆けにしたい」と意気込んだ。