本連載の[1]で説明したように、ビジネスチャットツールは多数存在する。その中でも、特にシステム技術者向けで頭角を現しているのが米スラック・テクノロジーズの「Slack」である。 Slackは米国発のサービスで、日本に営業・開発拠点はない。有料プランの価格は1ID・1カ月当たり6.67ドルからで、クレジットカードなどで直接支払う必要がある。メッセージを含むデータの実体は海外のクラウド(Amazon Web Services)上に保存される。 日本でのビジネス用途ではデメリットが多そうなのにもかかわらず、機能面が評価され、日本でも利用企業が広がっている。人気の理由はどこにあるのか。 全社のコミュニケーションツールをSlackに移行
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