名古屋と岐阜や豊橋を結ぶ路線を運営する名古屋鉄道(名鉄)は、名古屋港に延びる全長わずか1.5kmの「ローカル線」も運営。工場で働く人々の通勤路線ですが、貨物線と直角に交差してリニアの廃線跡も見られる、ユニークな路線です。 貨物線の線路と平面交差 貨物の取扱量が日本の港湾で最も多い名古屋港。港湾部の工場や倉庫に物資を運ぶ貨物線のほか、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線や名古屋市営地下鉄名港線、そして名古屋鉄道(名鉄)が運営する築港線などの旅客路線も多数乗り入れています。 拡大画像 名鉄築港線を走る普通列車(2019年7月、草町義和撮影)。 しかし、あおなみ線や名港線は日中でも旅客列車が10~15分間隔で運行されているのに対し、名鉄築港線は1日の旅客列車の運行本数がわずか20往復(土曜12往復、休日8往復)。しかも運行時間が朝夕に集中していて、昼間の9時台から15時台は貨物列車も含め、列車が1本も走
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