Google Search Console(以降、Search Console:サーチコンソール)は便利なツールではあるものの、なかなかそのデータを活用しきれていない、活用したいがデータの加工などがやりにくいという悩みをよく聞く。SEOの分析、モニタリングツールの「Amethyst(アメジスト)」を提供するJADEの郡山 亮氏が「Web担当者Forum ミーティング 2023 秋」に登壇。 無料ツール「Looker Studio(ルッカースタジオ)」を使ってSearch Consoleのデータを徹底活用し、現場で使われる、定点モニタリングしやすいダッシュボードをつくる方法を紹介した。 Search Consoleの扱いづらさをカバーするLooker StudioSearch Consoleはさまざまなことができるツールだが、今回は検索パフォーマンスの検索結果レポートに絞って紹介した。Sea
Mozファンのみんな、こんにちは。僕の名前はジョン・アーンショウ。Pi Datametricsで主任プロダクトエバンジェリストを務めている。今回は、僕が強い関心をもっているテーマについて話そう(実に15年以上も前から関心をもち続けているテーマだ)。 ある日、SERPを分析していた僕は、ある異常な変動を目にするようになった。検索結果で1ページ目のかなり上位に表示されていたコンテンツが、突然順位を落としてしまったのだ。 数週間経って、理由もなく下がっているわけではないことに気づいた。このコンテンツは、サイト内にある他のコンテンツと競合したために下がっていたのだ。 「重複コンテンツによるペナルティなどない」のはわかっている(グーグルも常にそう言っている)。しかし、これを機に僕たちは、グーグルだけでなく他の検索エンジンも同じような性質のコンテンツに対してますます神経質になっていると理解するようにな
今週のピックアップは2記事。SEO業界の達人である住氏と渡辺氏による、「検索意図」「高品質なコンテンツの定義」の情報をお届けする。「検索意図? それぐらい知ってるよ」というあなたこそ、ぜひ読んでほしい良記事と、「なるほど、高品質なコンテンツの正しい考え方はこうか」とわかる良ツイートだ。 今週はほかにも、あなたのSEO力に役立つ情報が多い。 グーグル主催イベント「Search Central Live Tokyo」関連のツイートは全46件紹介、さらにE-E-A-T、動画SEO、Search Consoleの一括エクスポートでの費用節約術などなど、盛りだくさんだ。 最後に紹介している「デジタル庁のサイト」の件も、実はサイトづくりに役立つ非常に高質な情報を無料で得られる、お得ネタだ。ぜひ確認してほしい。 SEO達人の「検索意図」解説で、あなたのSEOをレベルアップSEO達人の「高品質なコンテンツ
今、CMS の利用状況をなんらかの数で知ろうとすると、日本国内では 株式会社DataSign の「CMS上場企業 CMS調査」が書かれている Datasign report と、海外の W3Techs.com の Distribution of content management systems among websites that use Japanese くらいが情報源になると思われます。 2020年9月に DataSign Report の情報と、2ヶ月ほど古く 2020年7月の情報になりますが、独自に W3Techs.com に提供いただいたランキングの2つを今回は合わせて紹介します。 DataSign Report 上場企業 CMS調査 2020年 ランキングW3Techs.com 調査 日本語ウェブサイトCMS利用率ランキングDataSign Report 上場企業 CMS
グーグルの検索ランキング要因「ではない」のに、SEO施策の対象だと勘違いされがちなものは多い。36個の「順位決定要因ではないけど、そうだと思われがちなもの」を紹介する。いずれも公式な情報で根拠を示しているので、あなたも勘違いしていないかチェックしてみてほしい。 グーグル検索結果がおかしくなり大喜利状態となった8月11日の状況はインデックスシステムの障害だったということでスルーし、それ以外の情報として、インデックス復活の最終手段、Search Consoleの新機能、コンテンツの一部がインデックスされない現象、ネガティブレビューの順位への影響などなどなどなど、SEOに携わる人が知っておいて損はない情報をまとめてお届けする。 noindex解除してもGoogleのインデックスに復活しないときの最終手段WebストーリーはAMP対応サイトでなくても実現可能。誤解されがちだけどSearch Cons
監査やSEOツールで目にしたこれらの推奨事項は、常に議論の的になった。次のような会話が交わされるのだ。 CNNはバカだな、ページ見出しに h2 を使っているよ。使う要素が間違ってる! 確かにそうだけど、でも今のままで害はある? 実を言うとわからないんだ 次第にSEO担当者はこうした考え方を捨て去るようになり、 h1 要素は1つだけ使うという厳格な概念は、「ページの冒頭付近に大きなテキストを置く」という考え方に落ちついていった。 グーグルの進化とミューラー氏による公式見解では……グーグルも進化している。たとえば、次のようにだ: コンテンツの分析能力が向上した ページ内の各要素がどう絡み合っているかをより深く理解できるようになった。 そもそも、世の中のWebページには、HTMLマークアップのミスが存在しているものだ。その事実を考えると、使われているタグが h1 であろうと h2 であろうと d
検索をマーケティングチャネルとして有効活用するには、次の2つが必要だ: 役に立つコンテンツ関連性の高いリンク僕が覚えている限りグーグルは「素晴らしいコンテンツ」の重要性を支持している、多くの経験豊富なSEO担当者は、被リンクと検索順位向上の相関関係を示している(さまざまなテストや実験を通じて)。 実際、グーグルの従業員は、 検索アルゴリズムで最も重要な検索順位決定要因3つのうち2つが、コンテンツとリンクだ と明言している(もう1つはRankBrainだ)。 でも僕たちSEO担当者は、 新たなトレンドや戦術を追求する検索順位の変動に過剰反応するtitle要素の長さにこだわるといったことによって、SEOを必要以上に複雑にしているように思える。 SEOは本来シンプルなもので、その本質はコンテンツとリンクにある ―― この考え方自体はシンプルだが、うまく実行するにははるかに微妙で複雑な問題となる。
WACUL(ワカル)は、研究レポート「縦長LPはコンバージョンに寄与するのか?BtoBにおけるランディングページ(LP)のベストプラクティスに関する調査」を発表した。AIによりサイト分析・改善提案を行う同社サービス「AIアナリスト」を使い、対象サイトのLP30件について、分析を行った。 「縦長サイト」より「ファーストビュー完結型サイト」が、実はLPの有効戦略一般的にランディングページ(LP)については、「縦長のサイト構造が、高い成果をあげる」とされている。とくにBtoBのLPにおいては、さまざまなコンテンツを盛り込んで訴求する縦に長いLPの作成が定石とされる風潮もある。 この通説に対し、WACULでは、BtoBサイトのLP30件を無作為に抽出し、LPの縦の長さ(縦ピクセル数)とCVRの相関関係について調査を実施した。なおBtoBのサイトの場合、会社PCでアクセスする場合が多いと考え、PCで
サーチマーケティング戦術の効率性は常に変化している。 このゼロクリック50%超えは、トラフィックが発生しないという事実の裏返しとして、50%の「SERP面を活用したSEOの新しい機会」として捉え直すことができるはずだ。 On-SERP SEOの機会を検討すべき時である。 筆者の理解でこのコンセプトを言語化すれば、次の通りだ。 たとえクリックが発生しなくとも、自社プロダクト・サービスに関連するクエリでの自社露出を高めることにより認知を高め(クエリとブランドを消費者の脳の中で関連付けことを狙い)、最終的なビジネス目的達成に資する戦略ブランドへの検索需要を創出することを意図し、最終的に「すべての自社プロダクト・サービス関連一般キーワードに比べ、自社プロダクト名・サービス名での検索が最も多くなることを理想とする」野心的なSEO戦略ちなみに、On-SERP SEOの具体的な施策については、本セッショ
「トピックを分けて詳細ページを大量に作る」のと「少数のページにさまざまな情報を盛り込んでいく」のと、SEOではどちらが良いのだろうか? グーグルのジョン・ミューラー氏が、その2つの作り方が検索でどう扱われるのかと、SEO担当者が方針を選ぶ際のオススメを教えてくれた。ミューラー氏が推奨するのは、どちらの手法だろうか? ほかにも、今回は特にSEOのテクニックや手法に関する情報を多めに、次のような情報をまとめている。ぜひチェックしてみてほしい。 簡単にできて効果絶大!かもしれないSEO画像のリンクに関するクスッと笑える質問×2ページの更新日時表記はランキングに影響するのか?モバイルSEOでCTRをぐっとUPさせるファビコン設定方法を日本一のSEO専門家が教えてくれたECサイトの購入手続きページはクロールさせる必要なしMFIに移行した日を正確に知る方法サイトマップインデックスファイル内のサイトマッ
株式会社so.laの辻正浩氏が、Googleを退職した長山一石氏とタッグを組んで、新会社「JADE(ジェイド)」を設立、2019年6月1日から営業を開始する。創業の背景や新会社のミッション、さらには現在のSEO業界における課題まで、サイバーエージェントの木村賢氏が聞いた。◎撮影:吉田浩章 株式会社JADEを始めます(辻正浩氏のブログ)https://webweb.hatenablog.com/blog/other/sola2jade株式会社JADE設立のお知らせ https://ja.dev/entry/2019/05/29/222311 普通の生活をしていて、一人でSEOなんてできるわけない木村: 辻さんと長山さんが新会社を設立するということで、詳しく話を聞いていきます。とりあえず簡単に自己紹介からいきましょうか。僕はサイバーエージェントの木村です。インタビューはしたことがないですが、編
Amebaブログ(以下、アメブロ)では、2018年12月25日に利用規約が改訂され、商業利用が可能になった。そこで気になるのは、大規模メディアのSEO事情だ。自分でサイトを作るよりもはるかに簡単にコンテンツを作成できるアメブロで、ブログを書き続けて本当に検索上位に表示されるのか――スパム対策に力を入れているという、アメブロ運営元のサイバーエージェントの木村氏と梅本氏に編集長の四谷が話を聞いて来ました。 アメブロのSEOはどうなの? 検索順位上がってくるの?――アメブロで商業利用が可能になりましたね。アメブロのような大規模メディアで、質の高いコンテンツを書き続けて本当に実りはあるんですか? ぶっちゃけ検索順位上がりますか? 木村: CGM※そのものは、アルゴリズムの波を受けるので、検索に強いとは一概に言い切れません。周辺メディアのブログランキングが強かったり、ビッグワードで上がったりはします
企業にとってWebサイトにおける集客施策は今や欠かせない施策だ。より多くのユーザーにリーチし、どうコンバージョンにつなげるのか。その戦略づくりこそがマーケターの腕の見せ所だ。なかでもSEOは、持続的にPV・CV獲得増につながる有力手段の1つとなる。 「デジタルマーケターズサミット 2019 Winter」に登壇した、自動車総合情報サイト「オートックワン」のマーケティング担当である柳澤氏は、時期によって異なる検索ニーズに左右されないメディアを作るためのSEOについて語った。聞き手は「Faber Company(ファベルカンパニー)」の月岡氏だ。 時期によって検索順位が大幅変動、安定してPVを稼げないオートックワンは自動車関連の情報を総合的に扱うWebメディアである。メディアだけではなく、新車見積依頼、中古車検索などのサービスも提供している。ニュース記事は自社サイトだけではなく、Yahoo!ニ
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