稚内市の西方60kmの日本海に位置するの最北端の島、礼文島。 この島に魅せられたネイチャーフォトグラファーの柏倉陽介氏が、 モンベル「ストームクルーザー ジャケット」とともに旅します。 “風景の中に住みたい” そんな気持ちになった最北の離島 稚内港からフェリーで礼文島へ。穏やかな海を眺めながら船に揺られていると、1時間ほどで美しい稜線の利尻富士が見えてくる。そこから、さらに約1時間。今回の旅の目的地である礼文島へ到着した。 ネイチャーフォトグラファーとして、北極圏やボルネオのジャングルなど世界中を旅してきた私がここ数年、最も魅せられているのが北海道の礼文島だ。きっかけとなったのは、礼文島を舞台にした映画「北のカナリアたち」の原案となった作品を書いた小説家、湊かなえさんと利尻島の利尻富士に一緒に登ったこと。すぐ目の前に見えた最北の島に興味を持ち、後日訪れてみたときに出合った絶景の数々にひと目