ブックマーク / science.srad.jp (2)

  • 中国が日本の研究者を引き抜くよりも、国内の待遇悪化が研究者を追い出している | スラド サイエンス

    中国の「千人計画」などで日の研究者が中国に引き抜かれていることが問題視される昨今だが、それに対して、中国ではなく日側に問題があるという指摘記事が興味深かったので共有する(Yahoo!ニュース個人)。 千人計画というと軍事技術が話題となることが多いが、実際には基礎研究分野でも多くの人材が応募しているという。たとえば天文学において、中国では基礎研究の一環として大きな予算が付き、大学の教員などの常勤職のポストも多く用意されているが、一方の日では典型的なすぐには役に立たない分野として「何の役に立つのか?」と真っ先に予算カットやポスト削減にさらされているという。そのため、人材流出が問題視されるようになった後も、むしろ応募が加速しているという。 日の研究者の待遇の悪さは以前から言われているが、果たしてこの状況を改善することはできるのだろうか?

  • 『NMRパイプテクター』を疑似科学と評価、明治大学科学コミュニケーション研究所 | スラド サイエンス

    疑似科学をテーマにした取り組みを行っている明治大学科学コミュニケーション研究所は15日、水道管の防錆装置とされる「NMRパイプテクター」についての研究結果について発表した。NMRパイプテクターは、特定の電磁波により、配管内に核磁気共鳴(NMR)を起こすことで、「赤錆を黒錆に変える」などの防錆効果に加え、金魚の成長促進、ご飯が美味しく炊ける、血圧の抑制効果などがうたわれているらしい(明治大学科学コミュニケーション研究所)。 同研究所の発表した理論の観点、実証データ、データと理論、社会的観点からなる評定早見表では評価はすべて「E」となっている。研究では熱力学の法則に反した主張である点やNMRパイプテクターの根幹である防錆効果については、データの再現性が低い、理論面で致命的な欠陥をいくつも抱えているなどの論評が並び、NMRパイプテクターは評定の10条件のすべてで問題があることから疑似科学であると

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