ブックマーク / tnkado.hatenablog.com (88)

  • ミンノタイシ - tnkado’s blog

    昨年末に高校の同級生数名と宴席 当時の話になり 日史の授業で指名され 黒板に書かれた3つの漢字を読めと 云われたことを思い出した 聖徳太子 ↓ しょうとくたいし 皇太子 ↓ こうたいし 明太子 ↓ みんのたいし と自信満々で答えたら 『引っかかな! あははは 明太子は「めんたいこ」と読む 「遣隋使」や「遣明使」は教えたが 「みんのたいし」という言葉は教えていない お前なら引っかかると思った』と 云われた話をした 「当時は生徒をからかう先生がたくさんいたよな」と 当然のごとく、賛同してくれる思ったら 他の面々からは 「それは違う」 (えっ?) 「お前、気付いていなかったのか」 (何を?) 「からかわれていたのは1人だけだよ」と 全否定された Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン 令和元年の暮れに 「知らないことが幸せなこともある」と 気づかされ

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    masanodiet
    masanodiet 2020/01/10
    いつもたくさんの☆を有難うございます。
  • 「北風小娘」16 - tnkado’s blog

    神様の多くは毎日忙しく (「貧乏神」みたいに暇な方がいい神もいるが・・・) とてもじゃないが1人では手が回りきらない そこで、それぞれの神々には仕える者が多数いる 「かりん」は「冬の神様」に仕える「巫女の見習い」だ 例え「巫女の見習い」といえども、時と場合によっては 悪事を働く者どもを祓うために、神様に従い戦うこともある 「かりん」は優しく、内気で人見知りのする子で 「冬の神様」は、悪い輩が「かりん」の優しい心根につけ込むのを 心配して、2つのことを「かりん」施した 1つ目は、守護として「疾風(はやて)」と云う名の 元狛犬で、今は霊狗(れいけん)とか妖狗(ようけん)と 呼ばれている老獪な狗(いぬ)を遣わせた 「疾風」は尾が三又で、霊力とか妖力と呼ばれる力を 発揮する時には、額に金色の梵字が浮かぶ 「冬の神様」は「かりん」に狗笛(いぬぶえ)を授け 「己の霊力では祓うことが出来ない相手」だと感

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  • 「北風小娘」15 - tnkado’s blog

    小さな集落にあるその神社では 正月を迎えるので 地域の人々が朝から集まり 境内に落ちている枯れ枝や葉を掃き 提灯を飾り、しめ縄を新しいものへ換えたりと忙しい 昼前には正月準備も終わり 人々は一旦帰宅し 神社はいつも通りの、静かな時を迎えた 午後になると、除夜の鐘を突きに来る人や 初詣の人々をあてにした露店が準備を始め 神社の境内は、再びにぎやかになって来た 冬休みの子供たちも境内に集まり遊んでいる 「あんず」と「かりん」と「市」は 境内を見下ろせる大樹に仲良く座り その様子を眺めていた 「めんこ」で遊んでいる子供たちの中で 体格の良い大きな子たちが 幼い小さな子たちの「めんこ」を 次々と裏返して奪っていた 小さな子が、大きな子の「めんこ」を狙い 地面にたたきつける瞬間にあわせ 北風小娘の「あんず」は、口笛を吹くように 「フッ」と息を吐き、 大きな子の「めんこ」を裏返した 「わぁーーー」と、

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    masanodiet
    masanodiet 2020/01/02
    明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 (☆を有難うございました^^)
  • 「北風小娘」9 - tnkado’s blog

    少し冷たい乾いた風が雲を払い 見渡す限り青い空が広がる 霜月も間もなく終わりを迎える頃 小さな集落にある、その神社では 朝から地域に住む氏子総代の人々が 神様への豊作御礼祭の準備をしていた 「射的」や「お面売り」、「わたがし」に「焼きそば」 などの露店も,ところ狭しと並び、開店の準備をしている アセチレンランプが灯される頃になると 神社の境内は、子どもたちでにぎわいを増した 神社には、地域を守る産土(うぶすな)神や 地域の家々に祀られている たくさんの氏(うじ)神も集まって来て 人間には見えない彼らは、彼らの場所で宴を楽しんでいる 北風小娘の「あんず」と 一番弟子の、カラス天狗の子ども「市(いち)」は 神社に火伏として植えられている大イチョウの 太い枝に並んで座り、足下の祭りを眺めていた 「市」は、先日の過ちで「あんず」に叱られたが 「焼きガラス」にされべられはしなかった 「市」は「あん

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  • 「北風小娘」8 - tnkado’s blog

    カラス天狗の子ども「市(いち)」は リーダー格のガッシリした体型の子を目がけて 一直線で突っ込んで行った その男の子に向かい、ガッシリした体型の子が 「オレは客観的事実を云っているだけだ」 「何か文句や言いたいことでもあるのか?」とすごんで 右手で握りこぶしを作り、振り上げたその瞬間 猪突猛進した「市」は、振り上げられた握りこぶしを 避けることが出来ずぶつかってしまい 「市」の身体は小さくて軽いため 「あれェーーーーーーーーーー」という声もむなしく 弾みで遠くまで飛ばされてしまった 人間には「北風小娘の『あんず』」や 「カラス天狗の子ども『市(いち)』」は見えない ガッシリした体型の子は 手の甲に何かがぶつかったような気がした 北風小娘の「あんず」が大きく息を吸い 頬を膨らませ「フッー」と吐くと 鋭い風がガッシリした体型の子の帽子を飛ばした 「あんず」は立て続けに風を吹き付け、帽子を遠くへ

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  • 「北風小娘」4 - tnkado’s blog

    竹林の中にある風の道を真っ直ぐ行くと ポプラ並木の通りへ出る 並木通りを右に曲がり、道なりに行くと 3つめの左カーブを曲がった先に 年季の入った農家作りの家が左手に見える その家の庭先にある柿の木を目指し 唇をかみしめながら 「北風小娘」は疾走していた 帰る途中で、カラになっている昼飯の弁当箱を 柿の木の枝につるしたまま忘れたのに気づき 慌てて戻ってきた 「あっ・・・あった! よかった~」と 喜んでいる短い時間に すでに傾き始めていた西日が暮れた 「北風小娘」は忘れん坊だ 小学生の時は「体操着」や「給当番の白衣」を 持ち帰るのを時々忘れ 朝降っていた雨が、帰る頃に止んでいると「傘」を忘れ 「宿題」にいたっては毎回忘れていた 「さあ、早く帰らなくちゃ」と 今来た風の道を、自宅へ向けて駆け出した 「風族」の、特に「北風派」は一年で最も多忙な時期だ 今日は、母・兄・姉は残業で、父は宿泊勤務だ

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    masanodiet
    masanodiet 2019/12/06
    いつもたくさんの☆を有難うございます^^
  • 「北風小娘」2 - tnkado’s blog

    「北風小娘」には友だちが少ない 「風族」には「南風」・「東風」・「北西風」等々 たくさんいるの種族がいる けれども それぞれが仕える神様の元で みんな忙しく走り回っているので なかなか遊ぶことが出来ない でも、最近は「働き方改革」のおかげで 休日が少し増えた 神様も、部下を休ませないと BG(ブラック ゴッド)と陰口をたたかれるので 管理が大変だ 愛弟子である天使の中にも、長時間勤務に嫌気がさし 転職組が増えた 地上に舞い降りた天使を「堕天使」というが 業界用語ではBE(ブラックエンジェル)と呼ぶ でも聞こえが悪いので、以前通りの「天使」や 「エンジェル」と人間界では名乗っている 転職成功組では、菓子業界の「エ〇ゼ〇パ〇」 ランドセル業界で「天〇の〇」 女性下着業界で「天〇の〇ラ」などが有名ではあるが 転職者全てが成功者になれるほど、世間は甘くない この件は、いずれ「スピンオフシリーズ」で

    「北風小娘」2 - tnkado’s blog
    masanodiet
    masanodiet 2019/12/01
    いつもたくさんの☆を有難うございます^^
  • 「つぶあん派」です - tnkado’s blog

    先日、高齢のお客様宅へ伺ったら 「ちょうどいいところに来てくれた」と云われ 仕事の話だと思ったら、全く違った 同居している、ご長男夫婦は「こしあん」しかべず お孫さんは「あんこ」が苦手でなので和菓子はべない 「つぶあん」をべるのは高齢のご夫だけで 法要のお返しに「つぶあんの和菓子」を たくさんいただいたがべきれないので困っていた べてって頂戴と云われ 遠慮なく、熱いお茶と一緒に頂きました 「つぶあん派」は肩身が狭い世の中になったものです

    「つぶあん派」です - tnkado’s blog
    masanodiet
    masanodiet 2019/11/06
    こんばんは。いつも☆を有難うございます。私もつぶあんに一票^^(無類の甘いもの好きです)