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ブックマーク / www.ecoop.net (3)

  • GNU make 日本語訳(Coop編) - makeの実行方法

    プログラムの再コンパイル方法を教えてくれるmakefileは複数の用途で利用されます。最もシンプルな利用は更新すべきファイルごとの最コンパイルです。普通、引数なしでmakeが実行できるならそうしますが、この場合makefileはまさしくそう書かれています。 でもファイルのいくつかだけを更新したいかもしれませんし、別のコンパイラやコンパイラオプションを使いたいかもしれませんし、ファイルを変えないでどのファイルが最新じゃないかをちゃんと発見したいかもしれません。 makeを実行するときに引数を与えると、こういうことやその他多くの事ができます。 makeが終了時に返すステータスは常に下の3つのうちのどれかです。 0 makeが成功すれば0になります。 2 make実行中にいくつかのエラーに遭遇しました。特定のエラーを説明するメッセージを出力します。 1 "-q"フラグを使いmakeがどれかファイ

  • GNU make 日本語訳(Coop編) - 暗黙ルールの利用

    標準的なターゲットファイル更新の手法の中にはかなり頻繁に使うものもあります。例えば、オブジェクトファイルを作成するにはccというCコンパイラを使ってCソースファイルから作るという方法が習慣的なものの一つです。 習慣的な技術の利用方法をわざわざ詳細に指定しなくてもいいようにmakeに伝えてくれるものが暗黙のルールです。例えばCコンパイル作業に働く暗黙のルールがあります。ファイル名でどの暗黙ルールが実行されるのかが決定されるのです。例えばCのコンパイル作業では典型的に`.c'ファイルを受け取り`.o'ファイルを作成します。だからこの二つで終わるファイル名の組を見つけるとmakeはCコンパイルを行う暗黙ルールを適用します。 暗黙ルールの連鎖が次々に適用されることもあります。例えば`.o'ファイルを更新するのに`.y'ファイルを使う場合それを`.c'のつもりで更新します。 これについては暗黙ルール

  • GNU make 日本語訳(Coop編) - 目次

    著者 :リチャード・M・ストールマン, ローランド・マグラス (GNU プロジェクト) 訳者 : いのまた みつひろ / ecoop.net(技術メモ公開中) 翻訳文更新日:May 20, 2002(翻訳終了・未校正) Linux 標準搭載の make コマンド, 別名 gmake の日語版です。 この資料の著作権は Richard.M.Stallman & Roland.McGrath と Free Software Foundation にあり、また翻訳版には前述の著作者に加えて ecoop.net に著作権があります。再配布・転載等される方はこちらを見て下さい。 GNU Project についてはgnu.org(日語)を参照のこと。 序文はこちら GNU makeユーティリティは大きいプログラムのどの断片が再コンパイルされる必要が あるかという事と,それらを再コンパイルする発行コ

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