【ソフィア松倉佑輔】安倍晋三首相は15日午前(日本時間15日午後)、2月9日に開幕する韓国・平昌冬季五輪への出席について「国会日程をみながら検討したい」と述べた。そのうえで、慰安婦問題を巡る2015年の日韓合意に関し、「韓国側が一方的にさらなる措置を求めていることはまったく受け入れることはできない。約束を実行することを求め続けたい」と述べた。訪問先のブルガリアで同行記者団に語った。 首相は「一日も早い(来年度)予算の成立こそが最大の経済対策で、しっかりと対応しなければならない」と国会優先を強調しつつ、五輪出席を「よく考えていきたい」とも述べた。