米国時間の1日、Python 2.6がリリースされた。 2.6の主なテーマは、次のメジャーバージョンアップとなるPython 3.0への移行準備。既存バージョンのコードと、3.0の新機能や文法を共存させることが可能となっている。2.x系で3.0以降の機能を利用するには、future_builtinsライブラリのインポートが必要。スクリプト実行時に-3スイッチを指定することで、3.0以降で互換性がなくなる機能を警告させることもできる。 主な新機能として、JSONのエンコード/デコードを行うライブラリ「json」が標準で追加された他、子プロセスとのデータ共有・管理を行うマルチプロセス用ライブラリ「multiprocessing」が追加。ブロックの実行に標準の例外処理を適用するwithステートメント利用時の、__future__のインポート記述も不要になっている。 2.6と3.0の開発サイクルは
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