蓼食う本の虫は、読む・書くを身近にする文芸Webマガジンです。おすすめの本や創作論、文芸にまつわるニュースをお届けします。Kindleセールや新刊情報なども。 前回寄稿した『「文芸誌連載小説のスマホ無料公開」から考える純文学の「流通」について』という記事の特に前編が広く読まれたというのはとても有り難いことだった。というわけで前回同様に、今回もとある記事における純文学の「語り方」を検討することで純文学の現状を穿り出す、という遣り方をやってみたいと思う。というわけでまずは下記①の記事をお読み下さい。 ①「書きたい人1000万人」ネット小説は鉱脈 投稿、倍々ゲーム 評価見ながら執筆も https://mainichi.jp/articles/20170926/dde/012/040/003000c?utm_content=buffer22fe1 この記事は「小説家になろう」について言及した記事で