米カリフォルニア大学バークレー校のRobert E.Cole氏の指摘が話題。日本のリーダーはソフトウエアの本質を理解していないという。 日本は活発なソフトウエア産業を持っているようである。売上高で見れば、米国に次いで二番目の地位をドイツと争っている。日本の各社はソフトウエアを開発するプロセスの力を誇示している。 だが、実際問題として、ソフトウエアによるイノベーションを起こし、世界で競争力ある製品とサービスを提供する、といった観点で見た時に、日本の力はどういう意味を持っているのだろうか? ソフトウエアは物事を変換しうる本質を持つ。日本のビジネスリーダーはこのことへの理解が遅れていた。 日本の製造業は過去、ソフトウエアの役割を最小化する“ものづくりイデオロギー”によって成功したが、そのことによってソフトウエアをハードウエアのためのものとみなしてしまい、ソフトウエアが新機能、付加価値そして差異化
![日本がIT後進国の理由は「リーダーがソフトウエアの本質を理解していないから」 : IT速報](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4bb0d6d24ba4611109cc3cfe86738a4712656a16/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fitsoku%2Fimgs%2Fa%2Fa%2Faa735f1b-s.png)