さて、そろそろ「高岡某vs.フジテレビ」の騒ぎも鎮静してきたようなので、落ち着いて経営戦略としての「スーパーニッチの考察」を粛々と続けたいと思う。 前記事→ 韓流に見るスーパーニッチ戦略の落とし穴 - Tech Mom from Silicon Valley 「Big in Japan」と「スーパーニッチ」 - Tech Mom from Silicon Valley コンテンツの世界で、最もわかりやすいスーパーニッチは「アダルト」だろう。手っ取り早く儲かるために、新しい配信メディアが立ち上がる場合の先行コンテンツとなりやすく、しばしば「必要悪」のように扱われる。 例えば、その昔NTTが「ダイヤルQ2」を始めたときがそうだった。現在の種々の「オンライン・コンテンツ商売」の先駆けになる可能性をもった仕組みだったが、このスーパーニッチ依存のために悪いイメージがべったりと貼りついてしまい、メイン