特集の中で、さまざまな関係者の口から上ったのが「iPhoneの登場以来、スケジュール管理はデジタルで行う人が増えている」という言葉だ。 もちろん、この話は今に始まったことではなく、実際2009年に吉越事務所代表の吉越浩一郎氏(トリンプ・インターナショナル・ジャパン元社長)に登場いただいた「iPhoneとGmailがあれば手帳は要らない―吉越浩一郎の整理術」では、すでにスケジュール管理ではすべてデジタルで行ったほうがという意見がある(関連記事)。 しかしコーテッド代表の齋藤聖一氏の「ガジェットの進化と人間の進化は比例しません。みんながパソコンとスマートフォンをつかいこなせる時代はもう少し先かと…」との言葉にもあるように、すべての人がiPhoneを始めとするデジタルツールを使いこなせているわけではないだろう。また吉越氏も、さきのインタビューのなかでメモやふせんを貼る機能について課題があるとされ