会員数約180万人の中堅SNS「カフェスタ」が苦境に立たされている。幾度に渡る親会社の変更を経て、今年4月から、マウスコンピュータなどを傘下に収める株式会社MCJの子会社としてサービスを提供してきた「カフェスタ」は、折からの不況の影響を受けて収益が悪化。ユーザーの反発と戸惑いを招きながらも、有料会員制の導入といったビジネスモデルの見直しを進めてきたが、なかなか状況は改善されず、ついには会員に異例の「お願い」をするほど苦しい経営状態となっているようだ。 この「お願い」は12月5日に会員向けに告知されたもの。「現在の収益のままではサイトの運営を停止せざるを得ない状況となってきております」と事態が切迫していることを明かした上で、「今後もカフェスタを存続していく為にパスポート会員(※)になっていただくか、アバター等のお買い物をしていただけないでしょうか(※月額315円の有料会員のこと)」「月に一度