北九州市立大学の生活協同組合で、誤ってお菓子を予定の10倍の3200個も発注するミスが起きた。 困り果てた生協職員が売り場で正直に「HELP!」と貼り紙に書いて事情を説明したところ、学生たちがツイッターやLINE(無料通話アプリ)で購入を呼びかけ、支援の輪が急速に拡大。これまでの4営業日で普段の100倍近い1700個が売れる異例の展開となっている。 生協によると、アルバイトの従業員が10月中旬、江崎グリコの「ポッキー」や「プリッツ」など12種類のお菓子を発注。320個注文するつもりだったが、「1セット10個入り」という表示を見落とし、320セット(3200個)を注文してしまった。 11月11日は「1」という数字とポッキーなどのスティック状菓子の形状が似ていることから、「ポッキー&プリッツの日」として一般社団法人・日本記念日協会に登録されており、生協はこの日と前後して店頭に並べる予定だった。