ミュージシャンで、大相撲に詳しいデーモン閣下が4日、引退を表明した横綱・朝青龍(29)の決断について以下のコメントを寄せた。 デーモン閣下の話「実に残念な結果。理由は第一人者の力がありながら、これだけのスター選手が体力気力の限界とは別の理由で引退しなければならないとの点に尽きる。朝青龍はスポーツ選手・力士としては、たぐいまれな身体能力や気力、闘争心を備え優秀だったが「横綱」が単なる最強者ではなく、日本人の心の奥底にある美徳を具現化し、全力士の模範たる存在だとは最後まで理解できなかった。「横綱」を理解できないまま、番付ばかりが上がってしまった朝青龍は、かわいそうな被害者だったとも言える」
大相撲の横綱朝青龍関は記者会見の冒頭で「皆さんに大変なご迷惑をかけ、報道陣を騒がせ、本日責任を取って引退した」と述べた。一問一答は次の通り。 −現在の心境は。 「何も考えておりません。責任を感じてここに座っている」 −どういう話し合いをして決意したのか。 「師匠と話し合いの上で引退を考えた。殴ったのか殴ってないのかということについて、思いは深い。それより横綱として責任を感じ、皆さまに迷惑をかけたことに対する、自分の心のことと思う」 −理事会に来る時には引退の可能性を考えていたのか。 「メディアで伝わったことと、実際起こしたことには大きな違いがある。最後まで様子を見ようと思っていたが、最後はけじめをつけるのは僕しかいないので、引退を決意した」 −暴行したとされる問題は事実か。 「もう二度と戻らないことだし、その話は控えたい」 −やめると決断したときの気持ちは。 「いつかこういう時が来るのだろ
【バルセロナ2日=吉野正人通信員】イングランド2部のミドルズブラから期限付き移籍のオファーを受けていたスペインリーグ・エスパニョールのMF中村俊輔(31)が、最終的に残留を決断した。2日午前0時をもって、今季の冬の移籍期限が終了した。 セルティック時代に俊輔を重用したストラカン監督が指揮するミドルズブラだけに、移籍すれば出場機会確保は確実。エスパニョール側も30万ユーロ(約4000万円)の移籍料で納得しており、俊輔本人次第の状況だった。しかし、スペイン紙スポルトによると、代理人と本人が話し合って最終判断した。 右太もも裏の違和感で戦線離脱している俊輔は、「レアル戦に向けて頑張る」と、6日のレアル・マドリード戦(アウェー)での復帰に向けて意欲的。南アW杯へ、逃げることなく、現チームでのレギュラー奪取に全力を注ぐ。
プロ野球の審判員会議が25日、東京都内で開かれ、国際大会への出場機会増加などの理由から、今季から球審のボールカウントのコールを従来とは逆にしてボール、ストライクの順にすることを決めた。2月のキャンプから12球団に周知し、徹底を図る。 日本野球機構の井野修審判部長は「プロでも徹底してやっていこうとなった。国際大会にプロが出場する機会が増えたため」と変更の理由を話した。 日本では「1ストライク、2ボール」のようにストライク、ボールの順でコールするのが一般的だが、米大リーグや国際野球連盟(IBAF)主催の大会など国際的にはボール、ストライクの順が主流。国内では日本高校野球連盟が1997年の選抜大会から、ボールを先にしてカウントをコールしている。大学と社会人については、ストライクからとなっている。
J1横浜Mに、早くも“和司効果”が表れた。木村和司監督(51)のもと、始動後初の土曜日を迎えた23日、約600人のサポーターが集結する大フィーバーとなった。 「冬場の始動でこれだけ集まるのは異例。注目度の高さの表れですね」とクラブ関係者が笑顔をみせれば、警備担当者も「これだけの人数は練習試合や夏休みくらい。ご新規さんも増えましたね」とビックリ。年齢層も幅広く、木村監督の現役時代を知るファンが足を運んだことも一因になったようだ。 そんな中、木村監督は午前中のみの予定だったサインなどのファンサービスを、午後も実施するようチームに提案し、早速実行。今後も可能な限り続ける方針という。練習後には、FKキッカーのMF狩野健太(23)にけり方を直伝。自ら「5日間けっているから、だいぶ調子は戻ってきてるかな」と笑う伝説のFKを披露して観客席を沸かせるなど、ファンサービスでも“和司流”を体現した。 狩野には
Jリーグは19日、2010年の開幕節、第2節と第3節の一部(3月6−21日)のカードを発表した。開幕節の注目は、FW平山相太(24)とDF中沢佑二(31)の長身日本代表同士が激突するFC東京−横浜M(味スタ)。この日、自主トレを行った平山は開幕戦ゴールを宣言。開幕ダッシュをW杯への弾みにする意気込みを示した。 開幕戦でのFW平山との“日本代表長身対決”に、「代表で話はすると思うけど…。今はそんなこと考えていられない。けがしないようについていきたい」と冷静だった。木村新監督は「どうかのう。アウェーもホームも変わらないでしょ」とアウェー開幕にも平常心。平山については「まだ何もいわんよ。素晴らしいですねとほめておいてね」とけむに巻いた。
J1横浜Mの木村和司監督(51)が19日、伝家の宝刀を抜いた。始動2日目で就任後初FKを披露。居残り練習中のGK飯倉大樹(23)を相手に20本、18メートルの位置からゴールを量産し、飯倉を「きょうは完敗。ひざ下の動きでタイミングをずらされる。現役にもいないッスね」と脱帽させた。 85年10月のW杯予選・韓国戦での「伝説のFK」で知られる人物だからこその実技指導だ。木村監督は「ああやってシゲ(元日本代表GKの松永成立・横浜Mコーチ)も代表に入ったんじゃから」とニヤリ。「下手くそ」「甘えちょる」など厳しい言葉を発する指揮官だが、J1の正GKが一歩も動けないキックを見せられては、誰もが納得せざるを得なかった。 「勉強になる。体ができてから仕返ししたい」と闘志を燃やす飯倉。ストイコビッチ監督が就任して上昇気流に乗った名古屋のように、木村監督の“ワシ塾”がチームにいい雰囲気を呼び起こし始めた。(志田
深刻な経営難に陥るJ2大分の青野新社長(18日に正式就任予定)は13日、Jリーグの公式試合安定開催基金から2億5000万円の追加融資を受けたい意向を明かした。大分はすでに同基金から3億5000万円の融資を受け昨季をしのいだが、いまだ再建計画もまとまらない。Jリーグは追加融資なしでの再建を望むが、避けられないもよう。リーグは19日の理事会前日までの再建計画提出を求めている。
J1広島は7日、元日本代表のFW久保竜彦(33)がJFLに昇格するツエーゲン金沢に完全移籍することを発表した。 久保は「サンフレッチェ広島に復帰してから2年間、練習をするだけでもすごく勉強になりました。まだこれからもサッカーを頑張っていこうと思いますので、応援をよろしくお願いいたします」とチームを通じてコメントした。 広島から戦力外通告を受けた久保は昨年12月、同じく磐田から戦力外通告となった中山雅史(42)らと合同トライアウトに参加。「まだ自分はやれる。呼んでくれれば、どこでも行きますよ」と現役続行に強い意欲を示していた。 久保は築陽学園から1995年に広島に入団。03年から横浜F・マリノスに移籍し、07年には横浜FCでプレーし、08年に広島に復帰した。日本代表では32試合に出場して、11得点を記録している。
第86回東京箱根間往復大学駅伝の復路が3日行われ、往路優勝の東洋大が11時間10分13秒でゴールし、連覇を達成した。 86回の歴史を誇る箱根駅伝はことしも名物「山上り」の5区で大逆転劇が演じられた。高低差860メートル以上を駆け上る天下の険は10区間最長の23・4キロ。首位と4分26秒差をひっくり返した東洋大のエース柏原竜二の激走は称賛するしかないが、総合力を問われる駅伝で全体の勝負に占める割合が山上りに偏重しすぎと疑問の声も出ている。 かつて花の2区で沸かせた早大の渡辺康幸監督は「山を爆走したチームがほぼ優勝。それが最近の箱根になっている」とエース区間の意義の低下を嘆き、早大OBの瀬古利彦氏も「1〜4区はもういらないんじゃないの」と冗談めかして言う。 背景には世界で戦えるマラソン選手の育成と強化を目的に、2006年の第82回大会から4区が短縮され、5区を2・5キロ延ばした変更がある。それ
サッカー元日本代表FW、鈴木隆行(33)が、ファッショ誌「LUCi」(08年2月から休刊)の元専属モデル、橋本優子(34)と10月下旬に結婚していたことが18日、分かった。橋本は妊娠しているという。 関係者によると、2人は数年前に知人を通じて知り合い、鈴木が橋本のファンだったこともあって真剣交際に発展。鈴木がJリーグ鹿島に在籍中には、橋本が応援に駆けつける姿が度々目撃されていた。 鈴木の所属事務所はサンケイスポーツの取材に「入籍したことは事実」と認め、橋本の妊娠については「何も報告を受けてないとしたが、2人に近い関係者によると、橋本は現在妊娠5、6カ月という。 鈴木は現在、米独立リーグ、USL1部のポートランド・ティンバースに在籍中。02年の日韓W杯のベルギー戦でゴールを決めたように、人生の大金星をあげた格好だ。
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