2010年1月2日:ドラガン・ストイコビッチのことは大好きだし、尊敬もしているけれど、元日の「玉田事件」についての彼の見解には同意しかねる。 要約すると彼は、74分にガンバのペナルティエリア内で玉田圭司が倒れたとき、グランパスにペナルティキック(PK)が与えられてしかるべきだった、と考えていたのだ。その時点でのスコアは1-1であったが、PKが与えられていれば、「ガンバ4-1グランパス」というスコアとはまったく異なった結果となっていたかもしれない、とグランパスの監督は試合後の記者会見で述べた。 ピクシーには悪いが、ダイビングとみて玉田にイエローカードを出したレフェリーの扇谷健司の判断はまったく正解だと私は思った。右サイドでじっくりとした組み立てがあったあと、玉田がガンバのボックス内に突進した。そのときの彼の体勢は右足でシュートを打つのに最適であったが、彼はシュートの代わりに体を地面に投げ出し