北海道で7店舗の「業務スーパー」のフランチャイズ店を運営していた(株)ケヒコ(TSR企業コード:352478845、横浜市中区)と関連2社が7月23日、横浜地裁に破産を申請した。ストライキに突入した労働組合が「賃金確保のため」に店舗運営を再開した時にはすでに破産申請していた。 流通業では2023年8月、西武池袋本店が61年ぶりのストライキに突入し、マスコミでも話題になったばかり。お客様の信頼で成り立つ食品スーパーの破産申請までの裏側を東京商工リサーチ(TSR)が取材した。 ◇ ◇ ◇ ケヒコの大株主は、食品雑貨類の輸出入を手掛ける(株)エス・インターナショナル(TSR企業コード:350655936、横浜市中区、以下エス・インター社)。これら2社と代表が同一の(株)広(TSR企業コード:694769517、横浜市中区)も含め、3社が同時に破産を申請した。労組は、「代表の会社資金の
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