日立製作所は2009年3月9日,最新のパケット・ベースのトランスポート方式「MPLS-TP」(multiprotocol label switching - transport profile)を採用した次世代伝送装置「AMN1700」の販売活動を開始したと発表した(写真1)。製品の出荷は2009年9月になる。 AMN1700の開発と製造は日立コミュニケーションテクノロジーが担当。また,同製品を使ったネットワーク・オペレーション・システムは,日立製作所が通信事業者ごとに合わせて開発する。 MPLS-TPは,ITU-T(国際電気通信連合 電気通信標準化部門)が標準化した「トランスポートMPLS」(T-MPLS)を引き継ぐ規格で,現在IETF(Internet Engineering Task Force)とITU-Tが策定中である。MPLS-TPの基本仕様は7月に決まる予定だ。 MPLS-T