さまざまな「ポジション論」が乱立する昨今。一般ライダーの混乱・迷走も当然だろう。ひとつ言えるのは、万人すべてこれで解決!という魔法はないということ。しかし「今の自分にとってのベスト」は存在する。ここで自分のポジションを見つめ直してみよう。 荒川近くのスポーツバイク専門店「フィッテ」の代表・倉本さんが、ロードバイク初心者の編集部・江GO!の自己流ポジションをチェック。「現在のポジションでどう乗っているか?」を把握するため「まずは自然な状態で横位置から確認させてください」と倉本さん。 真っ先に指摘したのは、お尻の位置。サドルの後面が見えているので一見前乗りのように思える。しかし、じつはサドルがとても後方にセットされていた。 次に目に止まったのが、肩まわり。後ろから見ると左右の肩胛骨がハッキリと盛り上がっていた。これは前傾した上体を支えるため、腕が突っ張っている証拠だ。さらに、腕の突っ張り方にも