やはりこの歳になり、いろいろな責任が押し寄せてくると誰にも頼れない。上からも下からも「どうするの?」なんて具合に圧迫されてしまう。横に逃げようも同期はもういない。囲い込み運動ですね。それが社会人ですよ。 そんなとき、誰かに「大丈夫だぜ。今夜、何もかもが輝くから。」なんて言われたら濡れる、頬が。もう抱かれてもいい。と思い、それは決意にかわる。だから私は今夜バックホーンのとなりで枕を並べることにした。やすっぽい女だと思ってもらってかまわない。 「ブラックホールバースデイ」という曲はBPM140くらいのアップテンポで、タム回しのジャングルドラムとマイナーコード一発で進行していくライブでも盛り上がる曲。 しかし私はこれで泣ける。グッときてしまう。とくにメジャー感全開のサビがヤバイ。だって上記のようなことを言ってくれるんだもの。 The Back Horn ライブ&ドキュメント⑥〝ブラックホール・バ