イントラネットでのユーザテストの成功率は75%だった。イントラネットの成績は、ウェブサイトよりも高くなる傾向にある。というのも、従業員たちは、自社のイントラネットを使い慣れているからで、ユーザビリティ上の問題があっても、乗り越えてくれる可能性が高いからだ。だが、だからといってイントラネットデザイナーが、ユーザビリティを軽視してよいということにはならない。第一に、仕事をしようとしている従業員に25%もの失敗を経験させるなどということは、許されないことだからだ。第二に、イントラネットのデザイナーは、単なる成功率以上の品質指標を視野に入れなければならない。タスクにかかる時間は特に重要だ。従業員がイントラネットでもたもたすると、その分の給与を会社が払うことになるからだ。 品質レベルの比較 この表からもわかるとおり、一般向けのウェブサイトユーザが、シンプルなインターネットタスクを行う際に、成功を収め
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