昨日、NHKのクローズアップ現代で空き家に関する話題が取り上げられていた。番組では1億円もかけて賃貸アパートを建てた家主が不動産会社とトラブルになっていると報じられた。原因は「家賃保証」だ。 ■家賃保証=サブリースとは? 相続税の強化で節税対策として不動産投資に注目が集まっている。現在は相続バブルと言われるほどの活況だ。湾岸エリアのマンションが高値で売買されているという話題もあるが、これも相続対策で買われている事が原因という指摘もある。 不動産投資で一番のリスクは入居者が集まらず、空室が増えてしまう事だ。そのリスクを避けるためにあるものが家賃保証だ。これは不動産会社がアパートを一括で借り上げて、入居状態にかかわらず一定の家賃を家主に払う、という契約だ。 不動産会社はどこで利益を出すのかというと、まずは建築を請け負って売り上げを確保する。加えて大家から借り上げたアパートを入居者に貸し