例え地球環境を破壊することになろうと、また、結果として全ての地球の命が失われることがあろうとも、1つの命が不当に失われることがあってはいけない、という意味です。 大を生かすために小を不当に犠牲にするような社会では、結果として常に多数派に属していなければ自らの存続が危うくなりますので、結果として個が個として生きることができなくなります。 そういう社会を認めない。 個人は個人として尊重されなければならないし、それを犯すものは例え大多数にとって利益になるような事柄であっても認めることはできない。 そういった意味ですよ。 仮に地球を犠牲にしようとも、法の概念・人間としての尊厳や理性を守ったという事実は永遠に残りますから。