学会にも影 渡航自粛で軒並み欠席「なぜ日本だけ…」2009年5月18日17時4分 印刷 ソーシャルブックマーク 新型の豚インフルエンザの感染者が世界各地で確認されている影響で、日本人研究者が海外の学会を欠席したり、日本国内で予定されていた国際的な学会が急きょ中止されたりするケースが出ている。仲間に冷静に対応するよう求めている研究者もいる。 「科学的な判断が可能な皆様には、過剰反応ではない客観的な判断をお願いします」。レーザー技術の日本人研究者ら約190人に最近、こんな電子メールが届いた。31日から米国メリーランド州で開かれる国際学会への参加を呼びかけるためだ。 メールには、米国にいる学会関係者が、日本の研究者の学会欠席が目立つと指摘していることが書かれていた。他国の研究者にそのような動きはないらしく、「なぜ日本だけが……」と不思議がられ、新型インフルエンザを「トウキョウフルー(東京インフル
修学旅行の中止を告げられ、ぼうぜんとする大阪市立高倉中学の3年生ら=18日午前、JR新大阪駅、関根写す 「皆さんにお知らせしなくてはならないことがあります。残念ですが、このまま引き返します」 18日午前8時半ごろ、関東への修学旅行に出かけるため、JR新大阪駅に集まった大阪市立高倉中学校(同市都島区)の3年生約160人に、山ノ井寛久校長が沈痛な表情で語りかけた。大阪市は同日朝、全市立学校の1週間の休校を決定。期間中の修学旅行の中止も決めたためだ。 「絶対うそやー」「いややっ」。目を潤ませる生徒もいた。大きなバッグを抱えた生徒たちは、ラッシュアワーがおさまった後の午前9時過ぎ、電車で引き返した。修学旅行は2泊3日で、東京ディズニーランドや国会議事堂などを巡る予定だったという。 女子生徒(14)は「ディズニーランドは初めてやったからショックすぎる。修学旅行は中学生活の一番の楽しみ。行かれ
豚インフル感染ルートの怪 2009-05-17 インフルエンザは、ウイルスによって感染し拡大する。 これがいまの医学、生物学の定説(常識)です。 そこで「水際作戦」を徹底し、ウイルスが外から侵入するのを防ぐ。 メキシコから始まった「豚インフルエンザ騒動」に対し、 特に日本では、検疫を徹底して水際作戦に狂乱してきました。 ところが、昨日報道された神戸の高校生の感染のケースは、 誰にも渡航歴がなく、感染ルートに全く心当たりがありません。 なのに、なぜ突然日本国内に豚インフルが出現したのか。 これに対して専門家たちは、ただ首をひねるばかりです。 医療エディターの大牟田透氏は、新聞紙上でこう語っています。 新型の豚インフルエンザが検疫をすり抜けて、 国内に上陸していることが分かった。 他の地域でいつ起きても不思議ではなく、 今後、くらしへの影響は格段に大きくなりそうだ。
「新型インフルエンザ(ブタ由来インフルエンザA/H1N1)」がついに日本に上陸した(海外に出たことのない患者が出現した、つまり日本国内で感染があった)。これを書いている5月18日0時の時点では兵庫県・大阪府に限られているが、爆発的に感染者数が増えており、全国に広まるのも時間の問題だろう。 そこで、パニックに陥ることなく、適切な行動をとれるよう(そして必要のない行動・必要のない購入をしないよう)、実用的かつ必要充分な対策マニュアルを作成しておくこととした。なお、この文章は医師のチェックを受けている。 この記事は「厚生労働省:健康:新型インフルエンザ対策関連情報」「感染症情報センター<新型インフルエンザ(A/H1N1)>」など、公的なガイドラインに基づき、現時点での行動に必要なことを現場の医師の意見を聞きながら抽出したものである。「あとで読む」ではなく、「今すぐ実行」をおすすめする。 なにしろ
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