北朝鮮は2日、日本のテレビ朝日が「豊渓里核実験場の地下坑道が崩落し約200人の死者が出た」と報じたことをめぐり、報道は虚偽・謀略であると猛反発した。 北朝鮮の朝鮮中央通信は同日「日本にはなぜ虚偽報道が必要だったのか」と題する論評で「日本は米国の対朝鮮圧殺政策に同調し、ますます卑劣かつ幼稚に戯れている」とした上で、実験場の崩落報道が虚偽であると主張した。 論評は「日本当局は先日、テレビ朝日に、われわれの豊渓里核実験場で『坑道崩落』が起きて多くの人が死亡したと報じさせた上、崩落の原因が『核実験に伴うもの』と判断されるという虚偽報道・謀略報道までさせた」として「これは米国と日本がわれわれを政治的・道徳的に中傷するためにいかに卑劣かつ悪辣(あくらつ)に策動しているかを示している」と糾弾した。 論評はさらに「核保有国の戦列に堂々と加わっている朝鮮は、世界の進歩的人民にとっては自主と正義の力となり、敵