スズキで開発ライダーを務め、日本最大の二輪レースイベント、鈴鹿8時間耐久ロードレースにも参戦する青木宣篤が、世界最高峰のロードレースであるMotoGPをわかりやすくお届け。第16回は、11月に行われたバレンシアテストとへレステストで見えた各メーカーのテスト状況や注目の新人ライダーについて。2018年中に行われた2回のオフィシャルテストを青木はどう見ていたのか。
トロロッソ・ホンダは、2018年F1マシン『STR13』を2月21日(水)にフィルミングデーを利用してイタリアのミサノ・サーキットでシェイクダウンさせると報じられている。 2018年からホンダのF1パワーユニットを搭載するトロ・ロッソは、先週、STR13のシャシーがFIAの義務的なクラッシュテストに合格したことを報告している。 2018年のプレシーズンテストは2月26日(月)にバルセロナのカタロニア・サーキットでスタートするが、トロロッソ・ホンダは、2018年型のホンダ製パワーユニットを搭載するマシンのシステムチェックを行うためにフィルミングデーを利用して新車STR13のシェイクダウンテストを実施する。 F1レギュレーションでは、シーズンにつき2日間のフィルミングデーが許されている。走行距離は100km以内となっており、タイヤはプロモーションタイヤが指定されている。 ホンダは、マクラーレン
トロロッソ・ホンダは、2018年F1マシン『STR13』がクラッシュテストに合格したことを明らかにした。 スクーデリア・トロ・ロッソは2018年シーズンにルノーからホンダのF1パワーユニットに切り替える。だが、決定がシーズン後半までもつれ込んだため、すでにルノーのF1パワーユニットを想定して設計を開始していたマシンをホンダ用に変更することを強いられた。 トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジームス・キーは「(ホンダのパワーユニットを)同じスペースにはめ込むことはできない。それに適応するためいはかなりのレイアウト作業が必要だ」とコメント。 「我々は可能な限りベストな方法でクルマを適応させた。その結果、シャシーデザイン、ギアボックスの動作方法などでまったく異なるアプローチをとることになった」 トロ・ロッソは、ギアボックスのケーシングをチーム内で設計しており、デザインは前年モデルよりも短
白水徳彦 [東京 11日 ロイター] - ホンダ<7267.T>が復活への苦闘を続けている。かつてF1を初めとする数々の自動車レースを制覇し、燃費向上や環境技術でも業界の先頭を走った同社の輝きは、すっかり色あせた感がぬぐえない。 「世界のホンダ」は再びよみがえることができるのか。危機感を抱く八郷隆弘社長のもと、失われた革新力を取り戻す厳しい挑戦が始まっている。 <過ぎ去った栄光の時代> 1988年、三重県鈴鹿サーキットで開かれたF1日本グランプリ。ライバルだったアラン・プロストの追撃を抑え、トップでゴールインしたアイルトン・セナは、勝利のこぶしを突き上げて大観衆の歓声に応えた。後に伝説のレーサーと呼ばれたセナが、ワールドチャンピオンの座を初めて手にした瞬間だった。 接戦を演じたセナとプロストの車は、ともにホンダ製エンジンを積んだマクラーレン。この年に行われたF1世界選手権で、マクラーレン・
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く