神戸市の児童館で、20代の女性職員が、利用者の小学2年の男児にバットで殴られ、職員は頭などのケガを負い、片耳がほぼ聞こえなくなるなどの後遺症を患っていると12月19日、神戸新聞などで報じられた。 報道によると今年5月、女性職員は勤務中に突然、男児に少年野球用のバットで頭部を殴られ、意識が朦朧とした状態で発見されたという。児童館側は直後に職員を病院に連れて行ったが、警察に通報していなかった。 職員が警察に被害届を出して事件が発覚。兵庫県警は男児を児童相談所に通告した。神戸市の会見によると、児童館は指定管理者である社会福祉法人が運営している。この事件の法的責任は誰にあるのだろうか。高橋知典弁護士に聞いた。 ●男児は法的責任を問われないが、保護者は損害賠償責任を負う可能性 加害者の男児は児童相談所に通告されたが、男児や男児の保護者はどのような法的責任を問われる可能性があるのか。 「刑法には、14
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