建設RXコンソーシアム(村上陸太会長=竹中工務店常務執行役員)に、ゼネコン大手で唯一参加していなかった大成建設が加わった。協力会員にもインターネットイニシアティブ(IIJ)やソニーグループなど13社が加入し、会員企業はゼネコンなど正会員29社、協力会員184社の計213社に拡大した。 大成建設の長島一郎常務執行役員は加盟にあたり「ロボット関係は異業種との連携や日本建設業連合会の専門部会を活用し、個別に開発を進めてきた」と説明。その上で、「こうした中、日建連がRXを含む外部団体との協力関係を強化する姿勢を打ち出したため、当社もこの機会に参画することにした」と意気込みを示した。 同コンソーシアムは2021年に、鹿島や竹中工務店、清水建設など国内建設業16社で発足した。施工ロボットやIoT(モノのインターネット)を使った施工支援ツールの技術開発を行う共同事業体として、資材の自動搬送システムやタワ
大手損害保険4社による、私鉄大手・東急グループとの取引をめぐって、公正取引委員会が調査に乗り出していることが分かった。損保業界における取引慣行の闇に対して、「市場の番人」によるメスがついに入ることになるのか。 その取引とは、複数の損保が共同で1つの保険契約を引き受ける「共同保険」だ。東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険の大手4社が、価格カルテルを結んだために、本来なら安く抑えられたはずの保険料を、東急側が不当に高く支払わなければならなかったという疑惑だ。 「現時点で本件以外は認識せず」と東京海上 損保の経営を監督する金融庁はこれら4社に対して、保険業法に基づく報告徴求命令をすでに出している。それを受けて6月20日に東京海上日動が、同23日にはほか3社が、カルテル行為について認め、再発防止に努めるという旨の文書を公表した。 「現時点では本
今回のことば 「数日間に渡って、大泣きした。悔しいとか、悲しいのが理由ではなく、空しいのと残りの人生に対する焦りが理由。私がなりたいのは、義務感に捉われた経営者ではなく、人類の未来をデザインするアーキテクトである」 < 孫氏はめちゃくちゃ忙しい 「反転攻勢の時期が近づいている」――。 ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は、2023年6月21日に開催した第43回定時株主総会において、1時間50分に渡って総会の議長を務め、そのなかで、自らがいま取り組んでいることや、過去8カ月間の心境の変化などについて説明した。 孫会長兼社長は、「孫さんは、大赤字を出して、恥ずかしいから引っ込んでいるのではないという説があるが、私は、とても楽しく、とても活発に動いている。めちゃくちゃ忙しい」とし、「いま関心があり、仕込み中なのは『AI革命』である。『AI革命』がいよいよ爆発する予感をヒシヒシと感じており、そ
管理人はいるのが当たり前――そう思い込んでいる人ほど、彼らが普段、どれほど面倒事を引き受けてくれているかを知らない。いざいなくなったとき、待ち受けているのは絶望的な現実だった。 本記事は、実際に会った隣人トラブルの事例をもとに、プライバシーに配慮しながら作成されています。 突然いなくなった女性管理人 埼玉県川越市。JR川越駅から徒歩20分ほどのところに、築約40年のAマンションがある。 「正直、身体がしんどいので、ここらで辞めさせてもらいます」 20年以上にわたりこのマンションの管理人を務めていた70代の女性が突然いなくなったのは、この4月のことだった。 Aマンションの管理組合理事長を務める60代の男性住民が言う。 「その管理人さんはもともと管理会社から派遣されていたのですが、長年修理や管理を一手に引き受け、住民からの信頼も篤かった。会社を定年退職されたのを機に、管理組合と直接契約し、引き
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