リーマン破綻による金融混乱が続き、今年 1-3月のGDPは(年率換算で)マイナス 15%にもなるらしい。これでひとつ思い出した記事があるので、それについて書いておきます。 旅行中に読んだ週刊現代のGW合併号に堺屋太一氏が書いた記事です。 関西出身、元通産官僚で作家、“団塊世代”の名付け親でもある堺屋氏は、ちきりんの尊敬&信頼する洞察家のひとり。今回の記事も“なるほど”ってことでちょっと感心しました。 今日の発表とも絡みますが、IMFが発表している今年の先進国成長率予想“米国はマイナス 2.6% ,日本がマイナス 6.2% ”という数字をあげ、 「なぜ日本経済だけがこれほどの惨状に陥ってしまったのでしょうか」と問いかけ、その答えとして、「直接の原因は輸出の落ち込みですが、その背景にあるのは、官僚による「3つの偽り」の弊害です。」と指摘しています。 「3つの偽り」とは? 1.「偽りの自由化」
シンガポールでアジアのエンジニアと一緒にソフトウエア開発をして日々感じること、アジャイル開発、.NET、SaaS、 Cloud computing について書きます。 これを読んでいる人で、僕が日本の某コンピュータソフト開発の雑誌に書いていた記事を読んだ人もいるかもしれない。1ページの記事で、書店での立ち読みで十分に読める内容だっただけに、立ち読みで読んだ人も多いかもしれない。雑誌に記事を書くことになったのは、このエンジニアライフの私のコラムが雑誌の記者の目に留まり、執筆依頼があったからだ。4カ月に渡っての連載で、当初の予定では最後の4回目は、僕自身のシンガポールでの転職の話を書くつもりだったが、僕の転職が記事の締め切りに間に合わず、結局、別の日本人が、シンガポールで仕事を探した話を取材して書いた。 しかし、今回、私も一応大学を終えて、仕事を見付けて再びITエンジニアとして働き始められたの
日本人の有給休暇の消化率が世界的に見ても悪いという話は、たびたび聞く。たとえば、以下の記事を見ると分かるが日本の有給消化率は38%とダントツで最下位だ。 日本人は休みベタ?有給休暇国際比較調査2012|エクスペディア http://www.expedia.co.jp/corporate/holiday-deprivation2012.aspx 半分以上の人が、付与された有給を十分消化できずに終わっていることがわかる。欧米諸国と比べると、なんとも残念な数字である。 この、「有給が全部消化できない」 という状態は、僕はある意味ではタダ働きと変わらないと思っている。ふつう会社は、有給休暇の付与日数だけ休むことを念頭においた上で、その人の給料の額を決定している。たとえば、年間の休日が土日祝日すべて足して121日、有給付与日数が年間12日だったとしたら、365-121-12 = 232日の出勤日数に
移住編の第二弾である。田舎に移住といっても日本国内であるならば、住居費以外の生活にかかる費用はさほど変わらない。だがその目を海外に向けるならば、物価格差を利用して少ないお金で断然豊かな生活が可能だ。 インド・アジア方面と貧乏旅行のカップリングというと、汗と涙と激しい好奇心を友としてアツく放浪するイメージが根強いかもしれない。しかし実情は、一カ所にどっぷり腰を落ち着けてしまい(「沈没」と言うらしい)、ニートっぷりを海外でアピールするかのような度を越してぐうたらな日々を送る人々が大勢いるらしいのである。『新潮45』2005年6月号に載った下川裕治「「外こもり」の人びと タイ日本人宿のNEETたち」から、バンコク・カオサン地区の安宿に集う人達の生活ぶりを引用してみる。 目覚めるのは早くて昼頃。午後二時、三時という人も多い。屋台で十バーツほどの麺をかき込み、なんとなくあたりをうろついて日本人の溜
2011/04/05 これが日本人だ! Share Tweet | 「社会の理不尽はどうせなくならない」 「社会の理不尽にあわせるのが大人」 「社会と戦うのはガキ・ゆとり・中ニ病」 「老害から、「最近の若者」と一括り批判されるのは、許しませんが、私たちは「ゆとり」「中ニ病」を、一括りにして批判します。」 「デモをしない・選挙に行かない・抗議をしない・ストをしないけど、政府や企業の失態について、私に責任はありません」 「影で文句を言いながらも、正しくないと思いながらも、言われたことにはNOと言いいません」 「何かあったら、政府が上が、と責任回避をします。」 「上の命令に断れないのは仕方がないから、自分には責任がありません」 「下が自分の命令でミスをしたら、下はもっと臨機応変な対応すべきだったし、人に言われたからといって、自分で考えずに実行するのは間違っています。私には責任が
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