シェルスクリプトで読みやすく、後から変更しやすいプログラミングを行うには、手続き型のプログラミング言語とは違ったポイントを押さえなくてはならない。筆者はそのコツを「アット・ア・グランス性」と表現している。(編集部) シェルスクリプトのコツ「アット・ア・グランス性」 シェルスクリプトのプログラミングには、手続き型のプログラミング言語とは違った癖がある。 CやJava、または人気のほかのスクリプト言語を使ってきたユーザーがシェルスクリプトを記述する場合、意識する、しないにかかわらず、これまでのプログラミング言語の流儀をスクリプトの書き方に持ち込むものだ。しかし、シェルスクリプトではそのアプローチはあまりうまくいかない。ちょっとばかり視点を変える必要がある。 シェルスクリプトは、一見すると手続き型のプログラミング言語のように見える。実際、そういった使い方ができる。しかしながらこれまでの経験から、