ペットを飼う家庭が増える一方で、動物愛護センターに保護される動物も増加し、収容しきれない犬や猫が、人間の身勝手な理由で殺処分されています。 そんな問題に、名古屋市動物愛護センターは『ふるさと納税』の寄付金で対応。収容動物の殺処分ゼロを目指す取り組みが、話題になっています。 犬の殺処分をゼロに! 名古屋市は2016年度の『ふるさと納税』を、収容されている犬を対象に医療費や食費などに使用。 譲渡ボランティアなどの活動により、2016年度の犬の殺処分はゼロになりました。 しかし、収容数の多い猫については、いまだ殺処分が行われているのが現状です。 2017年度からは対象を猫にも広げ、『目指せ殺処分ゼロ!犬猫サポート寄付金』という名称で寄付金を募っています。 寄付金は子猫のミルクやエサ、ペットシーツや薬品の購入費用などに充てられる予定です。