こんなことは散々言われ尽くされているだろう議論だし、今さらおれが言うことではないのかもしれないが身近なところでこの異常性を感じたので記録しておく。 富士山という山の異常性については、ずいぶん前から認識はしていた。 登山に親しくない人々にとって富士山は登山の対象ではなく、「富士山」というコンテンツである。と 富士山には極端な例で言えば、Tシャツジーパンスニーカー雨具も持たない連中が登る。 これは十分に整備された登山道と十分な山小屋のある富士山だからこそまかり通る狂気だ。 またTシャツジーパンスニーカー野郎は論外としても、富士山のために装備を1から揃えて行く大部分の「富士山に登りたいだけ」の山に縁のない人々にも個人的には悲しさを感じる。 その登山道具は、登山のためではなく「富士山に登るセット」なのだ。 そして富士山に登ったら最後「もう2度と山には登らない!」と言い放ち(まるで登山全てがそうであ