神奈川県が2~3月、訪日外国人を呼び込む観光振興策として、スマートフォン300台を無料で貸し出す実証実験を行ったものの、利用は20件にとどまったことが分かった。 大半の外国人観光客が、日本国内でも自分のスマホを利用できるよう来日前に手続きを済ませており、「もう1台は不要」と借りてくれなかったためだ。県はPR不足と見通しの甘さを認め、今年度にも予定していた本格導入のあり方を見直す方針。 ◆「丸投げ」批判 実験は、県が都内のスマホレンタル業者と連携して、約1か月半にわたって実施した。箱根や横浜、鎌倉など5か所の観光案内所でスマホを用意。県の観光サイトなどで周知したうえで、案内所に立ち寄った外国人客に、3日間まで通話や通信料金も含めて無料で貸し出した。
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