指輪型のウェアラブルデバイス「Ring」などを提供するログバーは10月5日、同社が開発するウェアラブル翻訳デバイス「ili(イリー)」が、ハワイ州観光局により公認商品として認定されたと発表した。ハワイへの観光客や現地人との交流を促進させたい考えだ。 iliは、インターネット接続することなく使用できるため、通信状態に依存せず瞬時に翻訳できるという特徴がある。ログバーによると、1月に製品コンセプトを発表後、多くの観光客が訪れるハワイの事業者から、導入を希望する多数の問い合わせを受けていたという。 また、相手に寄り添ってコミュニケーションするというiliのコンセプトが、ハワイを訪れる世界中の観光客を、彼らの母国語で迎えたいという、ハワイならではのホスピタリティ精神と一致し、導入に至ったと説明した。 すでにハワイでの実証実験は終わっており、今後はハワイの各所で本格的な導入を進めるとしている。
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