この画像を大きなサイズで見る 埋立地に捨てられたプラスチックゴミは、自然に分解されるまで何百年もかかる。だが新たに発見された、堆肥の遺伝物質から抽出された酵素ならば、1日もしないうちに食い尽くしてしまうそうだ。 そのポリエステル加水分解酵素は「PHL7」という名で、ドイツの墓地で堆肥をガツガツ食べているところを発見された。 そこでペットボトルでおなじみの「ポリエチレンテフタレート(PET)」に試してみたところ、16時間以内に9割を分解できることがわかったのだ。 これまで知られている中で最速の天然のプラスチック分解者であるという。 これまでで最速のプラスチック分解能力を持つ天然の酵素 2016年、日本のとあるリサイクル施設で、プラスチックを食べる細菌が発見された。これから生成される「ペターゼ(PETase)」と呼ばれる酵素は、ペットボトルでお馴染みのPETをすごい勢いで分解し、プラスチック分
