ライフハッカーにて、「SSD 内のデータを安全に消去する方法」が取り上げられている。元ネタはカルフォルニア大学の Michael Wei 氏らの研究論文とそれを取り上げた Macworld の記事であるが、HDD でデータを完全に消去する際に用いられている手法は SSD に対しては効果がないことがあるという。 SSD で使用されているフラッシュメモリは書き換え回数に上限があるため、データの削除や書き込みの際は特殊なアルゴリズムでできるだけ書き換え回数を減らすように処理を行っている。そのため、データの上書きを行っても実際には上書きは行われなかったり、削除したものがフラッシュメモリ内に残っている可能性がある、という話のようだ。 ということで使用済みの SSD を業者に売ったり廃棄処分する際は、十分に注意しておかないと情報漏洩といった問題が発生する可能性があるため、気をつけた方が良さそうだ。