ストレージが備える機能のうち,ホット・トピックと呼べるものの1つが,ストレージ・ボリュームの仮想化とも言える“シン・プロビジョニング”(Thin Provisioning)である。ボリュームに割り当てる物理ストレージ容量をあらかじめ設計する必要がないため,ストレージの使用効率を高められる。 米3PAR(旧称は米3PARdata)は,シン・プロビジョニングへの取り組みが早かったベンダーである。11月13日には,さらに,ボリュームに対するアクセス制御機能を高めるオプション・ソフト「3PAR Virtual Domains」を追加,22万円(税別)からで出荷した。同社マーケティング担当副社長のCraig Nunes氏に,シン・プロビジョニングの現在について聞いた。 3PARは以前からシン・プロビジョニングを実現していた。今回追加した3PAR Virtual Domainsソフトウエアでは何を実現