巨人の親会社・読売新聞は19日朝刊(東京・14版)で、清武氏の解任を1面、社会面、運動面を使って大きく報道。「清武の乱」翌日12日朝刊では運動面の片隅で「見出し1段ベタ記事」だったが、うって変わった対応ぶりをとった。 読売新聞社会部のエース記者だった清武氏。自身の名前が1面に載る紙面をどんな心境で眺めたのだろうか。読売は1面で「巨人、清武取締役を解任」の2段見出しで報じ、清武氏の巨人軍取締役解任と代表兼GM職の剥奪、これに伴う新人事の内容などを掲載した。 社会面では、準トップ級(左約3分の1ページ分のスペース)の扱いで、桃井恒和球団社長の会見を詳報。同社監査役の御手洗冨士夫・キヤノン会長の清武氏解任の容認発言や、長嶋茂雄・巨人軍専務取締役終身名誉監督の怒りのコメントも添えた。 さらに、企業法務に詳しい牛島信弁護士をはじめ、漫画家の弘兼憲史さん、評論家の大宅映子さんの、いずれも清武氏に批判的